「あなた、最近ずっとコンピュータばかりしてるじゃない。たまには掃除の手伝いをしてほしいんだけど……」
「今 IMG_0001 を見ているから手が離せない。掃除は後で手伝うね」
「イメー……よく分からないけれど、明日は絶対に掃除してもらうわよ」
「はーい」
IMG_0001には様々な瞬間が記録されてる。人には瞬間を記録する習性でもあったのかな。
大好きなIMG_0001の中でも、『IMG_0001 3 - コピー』がお気に入り。ゲームのたいせんに熱中する人達を見てると、こっちまで楽しくなってきちゃう。
そうだ、ゲームって二人で一緒に楽しめるんだった。掃除が終わったら、二人で一緒にゲームでたいせんして過ごそう。きっと楽しいだろうな。
ブラシが擦れる音を聞きながら、そんな事を考えてる午後三時。